日本の扶桑社が作製した中学校用公民教科書の検定申請本に、独島(トクト、日本名:竹島)を「歴史的・国際法的に日本固有の領土」と明示されていることが分かった。
日本の歴史わい曲問題を糾弾してきた「アジア平和と歴史教育連帯」によると、公民検定申請本の128ページに「わが国も近隣諸国との間に領土問題を抱えている。国後、択捉、色丹、歯舞などの北方領土、日本海上の竹島、東シナ海上の尖閣諸島については、ロシア、韓国、中国が領有を主張して一部支配しているが、これら領土は歴史的にも国際法的にもわが国固有の領土である」と書かれているという。