プロ野球選手・芸能人の兵役逃れ事件に対する判決で、懲役8カ月の実刑が言い渡された。ソウル中央地裁・刑事10単独の李鍾彦(イ・ジョンオン)判事は10月31日、採尿検査を操作するなど腎臓疾患があるかのように装って兵役免除の処分を受けた疑い(兵役法違反)で起訴されたプロ野球選手、パク・ジャンヒ(28、現代投手)容疑者に、懲役8カ月の刑を言い渡した、と発表した。
判決は「入隊が選手生活に打撃を与えるとの不安感から、パク容疑者が入隊を忌避したが、兵役義務を誠実に遂行した他の同僚選手との公平性を考えるとき、実刑が不可避だ」と指摘した。また「パク容疑者が反省し、服務を望んでいる。1年6カ月以上の実刑の場合、兵役義務が免除になるとの点を考慮、刑を決めた」と付け加えた。