日本の「劇団四季」が韓国内の「反日ムード」を理由に、韓国進出を放棄する、と正式に発表した。劇団四季は、ソウル蚕室洞(チャムシルドン)の遊園地「ロッテワールド」の裏に、ミュージカル専用劇場(1200席)を建設することを決めるなど韓国内公演市場への進出を進めていた。
劇団四季の浅利慶太会長(71)は28日午後、東京で韓国記者らに会い「韓国公演文化の発展と両国の関係改善のため、劇場を建設しようとしたが、反日ムードが広がるならばやめたい」と話した。浅利会長は「韓国公演プロデューサー協会が発表した反対声明が、こうした決定を下した直接の原因」だと説明した。