明仁天皇の親戚にあたる朝香宮家出身の朝香誠彦さん(62)が、忠清南道公州(チュンチョンナムド・コンジュ)にある百済(ぺクジェ)の武寧(ムリョン)王陵を参拝していたことが明らかになった。
4日の忠清南道関係者の話によると、朝香さんは3日に随行員や親戚ら2人とともに道関係者の案内で武寧王陵を訪問し、日本から持参した酒と菓子・お香などを奉納し手をついて礼拝した。 その後、王陵を見学後、オ・ヨンヒ公州市長に会い、香炉とお香を寄贈した。 朝香さんは現在、日本の異文化交流推進委員会で活動していることがわかった。 朝香さんが寄贈したお香は、約1300年前の沈香木で作った最高級品だ。 日本の皇族関係者の百済王陵参拝は今回が初めてと忠南道関係者は説明する。