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劇団四季、韓国進出を具体化

2004.07.26 20:06
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日本の劇団四季が韓国進出を推進している。 劇団四季はソウル市松坡区蚕室洞(ソンパグ・チャムシルドン)にあるロッテホテルの後方に、ミュージカル専用劇場(1200席)の設立を計画している。 劇団四季の浅利慶太会長とロッテの辛格浩(シン・キョクホ)会長の親しい間柄から、ロッテが所有する敷地に決まった。

ロッテの関係者は26日、「劇団四季側と協議し、客席規模を最終的に確定した」とし、「劇場もすでに設計作業に入っている」と明らかにした。 劇団四季の関係者は「客席の最後方から舞台までの距離が21メートルのとき、最もコンパクトな劇場の雰囲気を引き出すことができる」とし、「日本国内の劇団四季の劇場もほとんどが1200~1300席の規模」と説明した。

 
劇団四季の動きに国内のミュージカル企画・製作社はもちろん、劇場も緊張している。 特に蚕室にミュージカル専用劇場が建設された場合、その波及効果は大きい。 国内にはまだ、一年中ミュージカルを公演できる専用劇場は一つもない。 オリオングループ系列のジェミロとCJエンターテイメントが推進しているが、敷地の確保、設立の認可で困難に直面している。

国内ミュージカル界も憂慮を表している。 シンシミュージカルカンパニーの朴明誠(パク・ミョンソン)代表は「国内1号のミュージカル専用劇場が日本劇団によって建設されるのは恥ずかしいこと」とし、「その間ミュージカル関連文化政策にビジョンがなかったということを証明している」と指摘した。 またPMCの宋承桓(ソン・スンファン)代表は「劇団四季の主力舞台は創作ミュージカルではなく、ほとんどがブロードウェイミュージカル」とし、「英国や米国産ミュージカルを日本の劇団を通して見るということに何の意味があるのか分からない」と述べた。

これに対し劇団四季側は「韓国での公演では韓国俳優が舞台に立つ」とし「現在、劇団四季には17人の韓国人俳優がいるが、さらに増えることになるだろう」と語った。 劇団四季には主演級中国人俳優も15人いる。 長期的にアジア市場を見据えているということだ。

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