国家情報院(国情院)は、1987年の大韓航空858便爆破事件で死刑判決を受け、その後に恩赦となった金賢姫(キム・ヒョンヒ)元死刑囚と関連、国会が、再捜査を求める場合、それを受け入れ、必要ならばマスコミにも積極的に公開する、との方針を決めた。
国情院高官は5日「国情院が、与党が進めている大韓航空機爆破事件の真相調査に堂々と応じる、との立場を表明しただけに、金賢姫氏と関連した再捜査を避ける考えはない」とし「一角で提起されている疑惑ではあるものの、それを払しょくさせるためなら、金氏が直接出るようにする案も可能だ、というのが国情院の立場」だと説明した。