全国教職員労働組合(全教組)は28日から来月3日まで、金鮮一(キム・ソンイル)さん殺害事件を契機に、一線の小中高校で「反戦・平和」をテーマにした授業を実施する。 教師が特定の社会問題をテーマに全国で一斉に授業をするのは、昨年のイラク戦争に関連した「反戦授業」に続き2回目となる。
しかし、作成された教材の相当部分が派兵反対やこれに類似した主張を含んでいることが明らかになり、論議が予想される。 昨年イラク戦争を契機に実施した授業も、反米授業だという批判があった。 今回も、派兵をめぐる論議が授業現場にまで及ぶという憂慮の声が高まっている。