北朝鮮が３日に実施された最高人民会議１１期代議員選挙で副元帥と大将級である前方軍団長と機械化軍団長など、核心軍部人事を代議員から完全に排除し、注目を集めている。

関係部署が今回の代議員選挙を分析した結果によると、朴基瑞（パク・キソ）平壌（ピョンヤン）防御司令官をはじめとする１１人の軍団長級将星が代議員から脱落した。政府当局者は「前方軍団長と機械化軍団長など核心野戦司令官を代議員から排除した代わりに、政治委員を送りだしたことは異例なこと」とし「これは部隊長の指揮負担を減らして訓練と戦闘準備態勢に専念することにしたと同時に、政治委員を通じて彼らの部隊に対する労働党の思想統制を強化しようという意図があるものとみられる」と話している。