「宇宙に行く」というマスク氏を除き…米国のブルーウェーブに姿勢を低くするビッグテック
3日(現地時間)の米国中間選挙で民主党が上下両院を席巻すると、人工知能(AI)企業は「反データセンター」の逆風を乗り越えるため、緊急の自助策づくりに乗り出した。データセンターによる電気料金や水の問題を懸念する住民だけでなく、データセンター建設の中断を公約に掲げた当選者にも対応しなければならなくなったためだ。
グーグル(Google)とオープンAI(OpenAI)は、沸き立つ地域住民の不満を和らげるため、先手を打って大きく姿勢を低くした。グーグルは5日、ワイオミング州に建設する170億ドル(約2兆6840億円)規模のデータセンターについて、電気料金だけでなく電力網の拡充費用まで自ら負担すると明らかにした。固定資産税の減免さえ辞退した。米国で新たに建設するデータセンターの敷地と建物に課される固定資産税を全額納付することを決め、先月ミネソタ州ハーマンタウンで提出した減免申請も自主的に取り下げた。データセンターが立地する地域のSTEM(科学・技術・工学・数学)教育支援と職業訓練のために別途の地域基金を投入し、住民との意思疎通を専門に担う協議体を設けて共生を図る方針も打ち出した。