北朝鮮、マネーロンダリング高リスク国指定に反発…「米国の政治的でっち上げ」
北朝鮮が金融活動作業部会(FATF)のマネーロンダリング(資金洗浄)「高リスク国」指定(ブラックリスト)維持決定に強く反発した。FATFが米国の対北朝鮮敵視政策に同調し、自国を悪魔化していると非難しながらだ。これは、米国との対話条件として掲げている敵視政策の撤回を迫ると同時に、核・ミサイル開発などに必要な資金源に対する国際社会の監視を牽制する意図があるという分析が出ている。
北朝鮮外務省の報道官は6日、朝鮮中央通信記者との一問一答形式で発表した声明で、先月末に仏パリで開かれたFATF総会の決定について「主権国家の尊厳と権益を侵害する異常な慣行」とし「強い不快感を表明し、断固糾弾して排撃する」と明らかにした。続いて、マネーロンダリングやテロ資金支援、麻薬取引、通貨偽造疑惑については「米国とその追随勢力がわれわれを『悪魔化』する政治的な目的ででっち上げたものであり、われわれとは何の関係もない」と主張した。