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セウォル号事故で犠牲となった生徒たちの記録23万点、ユネスコのアジア太平洋地域「世界の記憶」に登録

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2026.11.06 11:25 Googleで中央日報を読み逃さない
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セウォル号沈没事故で犠牲となった檀園(タンウォン)高校の生徒たちに関する記録23万点余りが、ユネスコの「世界の記憶」アジア太平洋地域登録簿に登録された。

ユネスコ「世界の記憶」アジア太平洋地域委員会(MOWCAP)は5日、インドネシア・ジャカルタで開かれた第11回総会で、韓国政府が申請した「檀園高校4・16アーカイブ」と「需雲雑方と飲食知味方」をアジア太平洋地域登録簿に正式に登録した。「檀園高校4・16アーカイブ」は、2014年のセウォル号沈没事故で犠牲となった檀園高校の生徒たちの生前の日常生活や、国民による追悼活動、遺族と生存者の回復に向けた取り組みなどを網羅した記録資料だ。檀園高校の教室に貼られていた2014年4月のカレンダーや、セウォル号の引き揚げ後に発見された修学旅行の日程表など、23万5220点で構成されている。

 
「世界の記憶」韓国委員会は昨年、登録申請に際し、「市民と遺族が民間の視点から社会的災害の実態を記録した資料」だとして、その意義を強調した。また、「記録する過程そのものが社会的災害による苦痛や傷を癒やし、回復していく過程」であると同時に、「社会的記憶と連帯、共同体の回復という価値を示す記録遺産」である点が評価された。

同時に登録された「需雲雑方と飲食知味方」は、韓半島(朝鮮半島)の伝統的な調理知識に関する記録資料だ。「需雲雑方」は、慶尚北道安東(キョンサンブクド・アンドン)の儒学者、金綏(キム・ユ、1491~1555年)とその孫の金坽(キム・リョン、1577~1641年)が著した、漢文の写本形式の料理書で、2021年に韓国の宝物に指定された。「飲食知味方」は、1670年ごろに執筆されたと推定される料理書だ。石渓・李時明(イ・シミョン、1590~1674年)の妻である安東張氏が、さまざまな料理の調理法や酒の醸造法、保存法、発酵法などをまとめたとされ、「女性が執筆した最も古く、完全な形で残るハングル料理書」として高い価値を持つ。

アジア太平洋地域登録簿は、「訓民正音(解例本)」や「乱中日記」など韓国の記録遺産20件が登録されているユネスコ「世界の記憶」の国際登録簿とは別のものだ。1998年に設立されたMOWCAPが、地域内で歴史的・文化的に重要な記録遺産を発掘するため、2008年に初めて4件を登録したことから始まった。各国は2年に1回、最大3件まで登録を申請できる。韓国は2016年の「韓国の書院扁額」を皮切りに、「泰安(テアン)原油流出事故の被害克服に関する記録物」(2022年)を含め、今回までに計8件が登録された。

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    2026.11.06 11:25
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    「檀園(タンウォン)高校4・16アーカイブ」に収められた国民の追悼と応援の記録。[写真 韓国国家遺産庁]
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