【社説】中国EV2~4位も韓国市場攻略へ、税制・労使の改革急ぐべき
韓国市場に対する中国の電気自動車(EV)の攻勢が激しさを増している。中国EV販売1位の比亜迪(BYD)が韓国で販売を伸ばすと、2位の吉利汽車のジーカー(Zeekr)が進出し、3位の零跑汽車(リープモーター)と4位の長安汽車も韓国進出に向けて動き出している。中国国内で10位前後の奇瑞汽車と小鵬汽車も加わる構えだ。今年1~9月に韓国国内で新規登録されたEVの38.1%が中国製だ。中国製テスラを含む数値だが、韓国の自動車産業がかつて経験したことのない危機を知らせる警報だ。
危機は海外でも確認できる。韓国経済人協会が4日に発表した報告書によると、韓国製EVの輸出競争力を示す顕示比較優位(RCA)指数は2019年の3.02から昨年は1.48へと半減した。一方、中国は0.19から1.49に上昇し、初めて韓国を追い抜いた。中国は主要戦略産業で従来の構図を覆す「車線変更」戦略によって飛躍に成功している。固定電話の基盤が弱かったため、一気にスマートフォン・移動通信へと突き進み、内燃機関車での劣勢をEVで逆転した。