中国株式市場の低迷が半導体にも足かせに…YMTC、330億元規模のIPO計画を延期
半導体スーパーサイクル(超好況期)の恩恵を受けていた中国最大のNAND型フラッシュメモリー企業、長江存儲科技(YMTC)が新規株式公開(IPO)の計画を延期した。中国株式市場が急落したことを受け、当局が人工知能(AI)・半導体企業の上場ペースの調整に乗り出した影響とみられる。
4日(現地時間)のロイター通信によると、YMTCの親会社である長江存儲控股(CCSH)は上海株式市場への上場手続きを暫定的に中断した。CCSHは8月、上海証券取引所でハイテク企業向け市場の科創板に上場申請書を提出し、330億元(約7800億円)を調達する計画だった。その後、先月末から今月初めにかけて戦略的投資家を対象に株式の割り当てを開始する予定だったが、これを中断した。ロイター通信は、上場の遅れが数カ月続き、来年上半期にずれ込む可能性もあると伝えた。