独メルクの生産施設買収するスイスのロンザ…CDMO企業で領域拡張相次ぐ
世界的な医薬品委託開発生産(CDMO)企業が世界各地の生産施設を買収し先端技術と専門人材確保に出ている。抗体薬物複合体(ADC)、遺伝子治療剤、肥満治療剤など新薬の種類が多様化し生産規模だけでなく製造専門性が核心競争力に浮上している。サムスンバイオロジックスも領域拡張に乗り出したが労使対立問題が起き生産の安定性が変数となっている。
CDMO売り上げ世界1位のスイスのロンザは3日、独メルクの米国生産施設5カ所を買収すると発表した。ロイターによると買収金額は1億~6億スイスフラン(約194億~1163億円)の中間水準で、取引は来年半ばに完了する予定だ。買収を終えればロンザの米国事業所は4カ所から9カ所に増え、専門人材1100人が合流する。