欧州を襲った「冷蔵庫ハッキング」…IoT家電が標的に
「今後到来する脅威は、世界中に放置された数億台のIoT(モノのインターネット)機器に寄生し、増殖する『AIワーム』(自らを複製し、機器間を移動しながら攻撃するAI)の形になる可能性がある」
人工知能(AI)開発企業のアンソロピックが最近警告した「IoTハッキング」の脅威が、欧州で現実のものとなっている。欧州各地でスーパーの冷蔵・冷凍設備を狙ったサイバー攻撃が相次いでいるためだ。2日(現地時間)、ロイター通信などによると、同日、スウェーデン、ベルギー、アイルランド、フィンランド、エストニア、オランダなど欧州7カ国のスーパーで、冷蔵・冷凍設備に対するサイバー攻撃が同時多発的に確認された。スウェーデンでは大手小売業者ICAやコープの一部店舗、ベルギーとルクセンブルクでは世界的な小売企業デルヘイズの40店舗、カルフールの15店舗などで攻撃が確認された。