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トランプ氏「これは詐欺だ」…選挙直前に「同姓同名候補」擁立工作疑惑浮上で波紋(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2026.10.30 13:39 Googleで中央日報を読み逃さない
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ドナルド・トランプ大統領は前日、NYTの報道後に記者団と会い、これを「有権者への詐欺(voter fraud)」と規定し、「偽のダン・サリバンとメアリー・ペルトラは、第一に投票用紙から除外されるべきであり、第二に起訴されるべきだ」と述べた。これに先立ち、トランプ氏はソーシャルメディアでも、「(ペルトラ氏が)自分のしたことについて法的・政治的な代償を払わなければならない」とし、「米国民に対する詐欺」と主張した。

アラスカ州は今回の選挙で上院の多数党を左右しかねない激戦地の一つだ。共和党がNYTの報道で格好の攻撃材料を見つけたかのように飛びついているのは、こうした背景があるためだ。トランプ氏は以前から、民主党が策略を使って無所属のダン・J・サリバン氏を出馬させたと主張してきたが、皮肉にもトランプ氏が「フェイクニュース」と非難してきたNYTが、その主張を裏付け得る疑惑を報じた形だ。

 
J・D・バンス副大統領もこの日、「ペルトラが選挙詐欺を犯したかどうか、必ず調査しなければならない」とし、「彼女はアラスカ州の有権者を混乱させるよう明らかに仕組まれた偽の候補者を投票用紙に載せることに、自分は一切関係がないふりをしてきた」と述べた。続いて「アラスカ州の有権者から上院の1議席を盗もうとするもので、恥ずべきことだ」と主張した。ただし、ペルトラ氏を起訴すべきだというトランプ氏の主張に同意するかとの質問には、「犯罪に当たるかどうかとは別に、重大な道徳的過ちを犯した」と述べ、直接的な回答を避けた。

選挙を目前に控え、超接戦が繰り広げられている激戦州で浮上した疑惑に、米政界は波紋の広がりを注視している。ただし、NYTの報道が出る前の27日までに、アラスカ州ではすでに6万1000人以上が投票を済ませていた。選挙終盤の暴露と相次ぐ捜査発表が、まだ投票していない有権者の判断に影響を与える可能性はあるが、期日前投票を済ませた有権者の選択には反映されなかったことになる。

選挙でペルトラ候補が勝利したとしても、トランプ政権と共和党側がNYTの提起した疑惑や進行中の調査などを理由に、選挙結果の認証を阻止する試みを続ける可能性がある。上院選挙の結果、多数党の行方がアラスカ州の1議席にかかることになれば、同州の選挙結果の確定が遅れることで、指導部の構成や常任委員会の委員配分などが遅れ、議事日程に支障が生じる可能性も排除できない。

実際、トランプ氏はこの日、ペルトラ氏が選挙に勝利しても上院議員に就任できると思うかという趣旨の質問に、「何が起きるか見守らなければならない」とし、「彼女が出馬することさえ認められるというのは信じ難い」と述べた。これはペルトラ氏が勝利した場合の当選認証や議員資格をめぐる紛争などを念頭に置いた発言とも考えられる。

トランプ氏「これは詐欺だ」…選挙直前に「同姓同名候補」擁立工作疑惑浮上で波紋(1)

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