トランプ氏「これは詐欺だ」…選挙直前に「同姓同名候補」擁立工作疑惑浮上で波紋(2)
ドナルド・トランプ大統領は前日、NYTの報道後に記者団と会い、これを「有権者への詐欺(voter fraud)」と規定し、「偽のダン・サリバンとメアリー・ペルトラは、第一に投票用紙から除外されるべきであり、第二に起訴されるべきだ」と述べた。これに先立ち、トランプ氏はソーシャルメディアでも、「(ペルトラ氏が)自分のしたことについて法的・政治的な代償を払わなければならない」とし、「米国民に対する詐欺」と主張した。
アラスカ州は今回の選挙で上院の多数党を左右しかねない激戦地の一つだ。共和党がNYTの報道で格好の攻撃材料を見つけたかのように飛びついているのは、こうした背景があるためだ。トランプ氏は以前から、民主党が策略を使って無所属のダン・J・サリバン氏を出馬させたと主張してきたが、皮肉にもトランプ氏が「フェイクニュース」と非難してきたNYTが、その主張を裏付け得る疑惑を報じた形だ。