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「パハ~」と豪快に笑ったあの俳優…韓国の「国民の父」チェ・ブラムさん死去(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2026.10.30 07:20 Googleで中央日報を読み逃さない
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◇政界への転身も…2014年を最後に事実上俳優引退

政治活動をしたこともあった。俳優のイ・スンジェ、カン・ブジャとともに、第14代国会議員(1992~1996年)のバッジをつけた。『田園日記』の熱烈なファンだったことが縁で知り合った故鄭周永(チョン・ジュヨン)現代グループ創業者の勧めで、統一国民党の比例代表議員になった。しかし、第15代総選挙ではソウル永登浦区乙(ヨンドゥンポグ・ウル)選挙区から出馬したものの、落選した。「チェ・ブラムは舞台へ、金民錫(キム・ミンソク)は国会へ」をスローガンに掲げた、当時31歳の金民錫候補(元首相)に敗れた。落選直後のインタビューでチェさんは「落選したからといって、すぐに(政治を)諦めるのは正道ではないと思う」と語ったが、二度と政界に戻ることはなかった。

 
その代わり、「善良な影響力」を発揮できる活動には、いつも率先して取り組んだ。1981年から「緑の傘」の広報大使と後援会長を務めた。2012年には社団法人「ゼロキャンプ」を設立し、学校に通っていない青少年の更生を支援する活動を続けてきた。少年受刑者たちが自ら参加する演劇やミュージカルの舞台を数年にわたって制作した。妻で女優のキム・ミンジャさん(83)も、聴覚障がいのある子どもを支援する「愛のカタツムリ」の会長を18年間務めた。1990年代にはチェさんを主人公にした短編ユーモア集『チェ・ブラム・シリーズ』が登場するほど、「パハ~」と笑う姿は国民に広く親しまれていた。

チェさんは2014年のSBS(ソウル放送)ドラマ『気分の良い日』を最後に、事実上俳優を引退した。2024年のOCNドラマ『捜査班長1958』などでも、特別出演する程度にとどまった。これについてチェさんは2018年に出演したバラエティー番組『チプサブイルチェ~師匠に弟子入り~』で、「引退ではなく身を引いた」とし、「(スタッフから)指摘も受けなければならないのに、みんな(年齢が高いからと)遠慮するので、成長がないと感じた」と打ち明けた。

教養番組『韓国人の食卓』(2011~2025年)の司会者などとしては、テレビに出演し続けた。しかし、その仕事も昨年、俳優のチェ・スジョンさんにバトンを渡した。健康状態の悪化が足かせとなった。腰部の狭窄症が悪化し、2度の入院とリハビリ訓練を経てかなり回復したものの、「そろそろ後輩に席を譲る時が来た」と判断したという。

百想芸術大賞テレビ部門男性最優秀演技賞(1974年、1978年)、演劇部門男性最優秀演技賞(1969年、1971年)、大鐘賞映画祭助演男優賞(1978年)、主演男優賞(1979年)、国民勲章木蓮章(1998年)、銀冠文化勲章(2014年)などを受賞した。遺族には妻で女優のキム・ミンジャさんと、息子のドンニョクさん、娘のドンビさんがいる。

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