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「生涯住める客室」を販売したのに…米国の世界一周クルーズ船が運航中断、乗客200人余りが下船を余儀なくされる

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2026.10.29 08:08 Googleで中央日報を読み逃さない
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「海の上の家」をうたい、生涯居住できる客室を販売していた米国のクルーズ船が、カンボジアで運航を中断した。運航会社が燃料費の高騰と累積損失を理由に下船を通告したことで、乗客200人余りが船を離れざるを得ない状況となった。

28日(現地時間)、カンボジア南部プレアシアヌーク州当局によると、シアヌークビル港に停泊中のクルーズ船「オデッセイ号」は最近、乗客に荷物をまとめて下船するよう通告した。同船には、米国人が大半を占める乗客203人と乗組員156人が乗っていた。乗客の一部は航空便で母国などに向かい、残りの乗客はシアヌークビルに滞在している。

 
プレアシアヌーク州のロン・ディマンシュ副知事は「突然の下船命令により、多くの退職者やリモートワークで働く人々が、母国から数千キロメートルも離れた場所で行き場を失うことになった」と伝えた。

運航会社である米フロリダ州の「ビラ・ビー・レジデンシズ」は声明で「これ以上、運航による損失に耐えるのは難しい状況だ」とし、「現在、事業再編を進める一方、居住者や乗組員、従業員への支援に注力している」と明らかにした。

同社は、中東での戦争によって燃料費が急騰し、財政的な負担が増したと説明した。客室1室当たり月平均1800ドル(約28万円)と見込んでいた燃料費が、アジアでは6000~8000ドル(約95万~126万円)にまで上昇したという。

オデッセイ号は2024年10月、北アイルランドのベルファストから世界一周航海を開始した。運航会社は「オデッセイ号をあなたの永住の家に」と宣伝し、生涯居住できる客室を販売したり、賃貸したりしていた。

生涯居住できる客室の販売価格は約13万~44万ドル(約2050万~7000万円)だった。これとは別に、毎月2000~1万ドル(約31万~158万円)の費用も請求していた。

乗客のランディ・キャシンガムさんはブログで、乗客数が定員650人を大きく下回る最大350人程度にとどまり、問題が続いていたと主張した。また、運航会社から下船を指示された際、「ホテルまでの移動を手伝ってくれることも、宿泊費を支援してくれることもなかった」と語った。

別の乗客、ヨハン・ボディンさんはユーチューブの動画で、荷物をまとめる時間をわずか6時間しか与えられないまま、下船を通告されたと明らかにした。ボディンさんは、妻とともに15年以上船上で暮らすことを望んでいたとし、最近加わった乗客や退職後の生活資金を投じた乗客たちのことが心配だと伝えた。

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    「生涯住める客室」を販売したのに…米国の世界一周クルーズ船が運航中断、乗客200人余りが下船を余儀なくされる

    13時間前
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    2024年、英国・北アイルランドのベルファストにあるハーランド・アンド・ウルフ造船所に停泊しているクルーズ船「オデッセイ号」。世界一周航海に出ていた同船は最近、資金難によりカンボジアで運航を中断した。[AFP=聯合ニュース]
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