全世界が「原油高の衝撃防ぐ」…終わりの見えない戦争、財政負担大きくなる
原油価格を抑えるための各国政府の介入が拡大している。消費者の負担を減らすため油類費支援措置を施行する国の数がこの4カ月で1.7倍に増えた。中東情勢不安の長期化で世界の石油製品供給難が続いてだ。韓国も石油最高価格制などで原油価格を抑えているが、制度長期化にともなう財政負担が課題だ。
国際エネルギー機関(IEA)の「10月の石油市場報告書」によると、中東地域の石油製品輸出は戦争前の1日470万バレルから先月1日には190万バレルで59.6%減少した。原油供給は代替航路を活用して戦争前の水準に回復したが、石油製品供給は依然として不足する状況だ。精製施設の稼動に支障が出ているためだ。1~9月の世界の軽油・暖房燃料などの輸出量は前年同期より10%減った。