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中ロを後ろ盾に攻勢外交に出る北朝鮮…国連でも「地雷爆発は韓国の自作劇」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.26 16:40
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北朝鮮が西部戦線の非武装地帯(DMZ)で発生した地雷爆発事件を「韓国の自作自演劇」と主張し国連安全保障理事会に問題を提起した。北朝鮮が主権的権利だと主張する「国境線要塞化」作業を韓国政府が妨害しているとし自衛権行使の可能性まで警告した。

中国・ロシアとの密着を外交的テコにして国際舞台での攻勢を強化する一方、今後の米国との交渉で有利な立場を占めようとする多目的の布石という分析が出ている。

 
◇国際舞台で対韓圧力レベル高める北朝鮮

朝鮮中央通信は26日、国連駐在北朝鮮常任代表が先月21日にDMZで発生した地雷爆発事件の責任を北朝鮮に転嫁した韓国政府の措置に抗議し25日に安保理議長に書簡を送ったと報道した。

北朝鮮は書簡で、韓国が「国境要塞化に動員したわが軍人の生命安全を重大に脅かす射撃行為を働くなど、ごく無謀な挑発行為」をしているとし、国際関係で武力による威嚇や行使を禁止する国連憲章第2条4項違反だと主張した。

続けて「大韓民国がわが国家の領土を1ミリメートルでも侵犯したり、わが人員の安全と生命に危害を与える直接的な挑発行為を働く場合、朝鮮民主主義人民共和国は国連憲章第51条に明記された自衛権を行使する合法的権利を持つ」と主張した。

これは、事件が韓国の自作劇という主張を繰り返したものだ。また、22日に韓国政府が「DMZ地雷爆発事件は北朝鮮軍が埋設した地雷によるもので、明白な休戦協定違反」という内容の書簡を安保理議長に送ったことに対抗する性格が濃厚だ。

地雷爆発事件の責任を韓国側に転嫁すると同時に、「国境線要塞化」作業を正当化し、今後軍事的対応の名分を積もうとする意図と分析される。

このように北朝鮮は国際舞台で攻勢を継続している。駐国連北朝鮮代表部関係者は8日の国連総会第1委員会(軍縮・国際安全保障)で、地雷爆発事件に対する韓国側の責任追及を軍部の「下手な術策」と非難した。24日にも同じ会議で韓国に向け「自ら核兵器を開発するということなのか、そうでなければ米国の核兵器で朝鮮を攻撃するということなのか」として対北朝鮮対応措置を問題にした。

◇「古い外交慣行脱却する」という金正恩委員長

北朝鮮のこうした動きは金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が提示した対外基調に沿っている。金委員長は3月の最高人民会議での施政演説で「かつての古い基準、古い物差しに合わせられていた外交慣行から抜け出し、新しい国格と国威に相応した外交戦術と対外活動方式を駆使しなければならない」と述べた。変わった戦略的位置付けを基に攻勢的な外交戦を広げるという意志を示したものだ。

24日の金委員長の中国・丹東日帰り訪問もこうした基調の延長線とみることができる。新鴨緑江(アムノッカン)大橋を通じて中国を訪問し、朝中の血盟関係を再確認して経済協力拡大の意志を誇示した。ロシアとの戦略的協力も継続し、外交的選択肢を広げる様相だ。

北朝鮮が中ロに頼って制裁負担を緩和し外交的孤立から抜け出すと同時に、核保有国の地位を前提に米国との交渉で有利な条件を確保しようとする戦略を具体化しているという分析が出ている。

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    先月28日、韓国国防部で開かれたDMZ地雷推定爆発事故会見で公開された地雷爆発痕。[写真 韓国軍合同参謀本部]
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