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暖房資材19%、電気ボイラー21%上昇…石油最高価格制のジレンマ=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2026.10.26 07:58 Googleで中央日報を読み逃さない
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中東発の原油価格上昇で暖房資材価格が上がるなど高物価の脅威が高まっている。ホルムズ海峡封鎖で肥料供給にも支障が生じ、来年は世界的な食糧危機まで本格化するとの懸念も出ている。

韓国物価協会によると、ポリプロピレン、ポリエチレン樹脂の輸入単価が最近上昇し暖房資材価格が上がっている。乾式床暖房資材である温水暖房パネル(900×900×21.8ミリメートル規格)1枚当たりの価格が前月比18.8%上がった6万1750ウォンで取引されている。銅やステンレスなど原材料価格が上昇し、電気スチームボイラー(400キロワット規格)も21%上がった5324万ウォンで売られている。ソン・テファン調査研究員は「原材料輸入価格だけでなくエネルギー費用も上昇し、ボイラー会社と暖房資材業界の製造原価負担が加重される傾向」と話した。

 
問題は国際原油価格が不安定な点だ。最近では11月の米国の中間選挙後に米国とイランの戦争に再び火が付くだろうという懸念から再び価格が上昇した。ブレント原油12月引き渡し分は23日の取引時間中に1バレル=117ドルまで上がった。4月から6カ月ぶりの高値だ。12月引き渡し分ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)も103ドルに上がった。

中東発のエネルギー危機が世界の食糧安全保障を脅かすという警告も出ている。S&Pグローバルは最近「エネルギー供給支障とエルニーニョ、世界食糧危機につながるか」と題する報告書で、ホルムズ海峡封鎖にともなう肥料供給支障と軽油価格急騰、超強力エルニーニョ現象まで重なり農産物生産が減り食糧価格が大きく上がるだろうと分析した。

肥料の原料として需要が大きい硫黄は世界貿易量の約47%がホルムズ海峡を通過する。1月の中東産硫黄の本船渡し価格は1トン当たり約500ドルだったが、7月には過去最高となる1000ドルまで急騰した。9月末に810ドルまで下落したが1月と比べ62%も高い水準だ。報告書は「農民が作物を販売する数カ月前から種子、肥料、燃料を購入するだけに食糧市場に及ぼす衝撃は来年に本格化する」と指摘した。

結局物価安定に向けた各国の財政負担が拡大するだろうという見通しだ。韓国は3月から石油最高価格制を施行中だが、石油会社の損失補填に向け編成した予備費と予算はすでに5兆6000億ウォンを超えた。韓国銀行の申鉉松(シン・ヒョンソン)総裁は22日、「石油最高価格制は一時的に消費者物価抑制効果があるが、長く続くほど価格構造にゆがみが生じ、長期的には財政に問題が生じる」と懸念する。産業通商資源部関係者は「どのように出口戦略を用意するのか悩んでいる」と話した。

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    2026.10.26 07:58
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    ホルムズ海峡の船舶。[写真 ロイター=聯合ニュース]
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