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テスラとスペースX、合併すれば企業価値3兆5000億ドル…マスク氏の大型の一手

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.23 13:26
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イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、テスラとスペースXの合併を検討していると明らかにした。合併が実現すれば、人工知能(AI)モデルから半導体、自動運転、ロボット、宇宙データセンターに至るまで、主要事業が1社に統合される。両社の企業価値を合わせると、約3兆5000億ドル(約550兆円)に達すると推定される。

22日(現地時間)、暗号資産関連メディア「ディクリプト」によると、マスク氏は20日に開かれたスペースXの7-9月期決算発表の電話会議で、両社の取締役会がそれぞれ特別委員会を設置し、合併の可能性を検討していると明らかにした。マスク氏は「両社を統合することには大きな利点があると考えている」と述べ、AIソフトウェアや半導体設計、ロボット、衛星を活用したデータセンター・通信などを連携分野として挙げた。

 
スペースXは今年2月、AIチャットボット「グロック」の開発会社であるxAIと合併した。xAIは昨年、ソーシャルメディアプラットフォームのX(旧ツイッター)を買収した。テスラも加われば、グロックとXのデータ、スペースXの衛星・宇宙インフラ、テスラの自動運転・ヒューマノイドロボット事業が一つにつながる構図だ。

主な協力分野はAIインフラだ。スペースXは最大100万基の衛星を打ち上げ、太陽光を利用してAIモデルを稼働させる宇宙データセンタープロジェクト「スターマインド」を推進している。地上のデータセンターが抱える電力や用地の不足を宇宙で解決しようという構想だ。来年末から関連衛星を配備し、2028年には規模を大幅に拡大する計画だ。

両社は米テキサス州で、168億ドル規模の半導体工場「テラファブ」も共同建設している。ここで生産する半導体は、テスラのヒューマノイドロボット「オプティマス」やロボタクシー「サイバーキャブ」、スペースXの宇宙データセンターなどに供給する予定だ。

ただし、宇宙データセンターの事業性はまだ実証されていない。スペースXは新規株式公開(IPO)の申請書類で、宇宙でのAI演算技術は検証されておらず、事業としての採算性を確保できない可能性があると明らかにしたことがある。

現在、スペースXの企業価値は約2兆ドル、テスラは約1兆5000億ドルと評価されている。マスク氏の合併に関する発言を受け、テスラの株価は約4%上昇し、スペースXも取引時間中に10%近く上昇した。

合併条件はまだ決まっていない。合併が成立するには、テスラの全株式の過半数に相当する賛成が必要となる。合併後のマスク氏の支配力も重要な変数だ。マスク氏は現在、テスラの株式を約20%保有しており、スペースXでは複数議決権株式を通じて、より大きな影響力を行使している。英金融大手バークレイズは、合併後にマスク氏が統合会社の議決権の約56%を確保すると推算した。

米政府による審査の可能性もある。スペースXは米国防総省や情報機関、米航空宇宙局(NASA)の主要契約企業である一方、テスラは中国・上海に大規模な生産拠点を置いているため、合併の過程で安全保障上の問題が提起される可能性がある。

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    テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)。[ロイター=聯合ニュース]
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