【時視各角】フランスが燃える理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.22 12:04
フランスが燃えている。仮面や覆面をした群衆が街をかき回している。あちこちで炎が上がる。高級ブランド店は破壊され、略奪の跡が残り、無残な状態だ。映画のワンシーンでも人工知能(AI)で捏造された映像でもない。フランスの都市中心部で起きている現実だ。
国民を暴徒にした主な原因の一つが財政危機だ。財政問題で教育や福祉、行政のあらゆるところに綻びが生じると、人々は街頭に飛び出した。フランス国立統計経済研究所(INSEE)が公表した資料には惨憺たる数字が並んでいる。フランス政府は昨年だけで1525億ユーロにのぼる財政赤字を計上した。国内総生産(GDP)の5.1%に相当する数字だ。政府の支出(1兆7141億ユーロ)が税収などによる収入(1兆5616億ユーロ)を「当然」上回ったからだ。