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「年齢のせいではない」…韓国、出産の7割が帝王切開の時代に(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.22 11:13
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ソウル市竜山区(ヨンサング)に住むキムさん(33)は昨年、第1子の出産を控え、早い段階で帝王切開を選択した。自然分娩が難しいと診断されたわけではなかった。長時間の陣痛や会陰切開が怖く、陣痛を経験した末に緊急手術まで受けたという周囲の体験談も気にかかっていた。キムさんは「手術も痛いが、いつ終わるか分からない陣痛に耐える方がもっと怖かった」と話した。

韓国国内の出産10件のうち7件が帝王切開で行われていることが分かった。ハイリスク妊娠の増加に伴い、医学的に手術が必要なケースが増えたことに加え、妊婦の希望の変化、分娩に携わる医療人材の不足、医療事故に伴う負担など、さまざまな要因が重なったとの分析だ。

 
21日、韓国国会保健福祉委員会所属の金輪(キム・ユン)議員(共に民主党)が国民健康保険公団から提出を受けた資料によると、昨年の分析対象となった出産24万2103件のうち、帝王切開は16万9891件(70.2%)だった。2016年の42.5%から毎年上昇し、2019年には半数を超え、昨年初めて70%を突破した。妊娠・出産診療費の支援資料と健康保険・医療給付の請求資料を関連付けて分析した結果だ。

この期間、出産した女性の年齢も高くなった。出産全体に占める35歳以上の女性の割合は、2016年の30.6%から昨年は41.2%に増えた。子癇前症(妊娠高血圧腎症)に関連する診断を伴う帝王切開も、同期間に2585件から3754件に増加した。

一山(イルサン)チャ病院の産婦人科教授、キム・ウィヒョク氏は「結婚と出産の時期が遅くなるにつれ、高齢での妊娠が増えている」とし、「高齢での妊娠は、妊娠糖尿病や高血圧性疾患などの妊娠合併症のリスクを高める可能性があり、こうした要因が分娩方法の決定にも影響を及ぼす」と説明した。

胎児の状態や胎盤の位置によって手術が必要になる場合や、自然分娩を試みたものの分娩が順調に進まなかったり、胎児の状態に異常が生じたりして、緊急手術に切り替える場合もある。ただし、キム教授は「高齢での妊娠という理由だけで、必ずしも帝王切開が必要になるわけではない」と強調した。

帝王切開率の上昇は若い妊婦にもみられた。34歳以下の女性の帝王切開率は、2016年の39.2%から昨年は67.7%に上昇した。初産の帝王切開率も同期間に45.6%から74.8%に上昇した。

分娩方法に対する妊婦の希望の変化も影響しているというのが医療界の説明だ。匿名を求めた産婦人科開業医の院長は「最近の妊婦は、なぜわざわざ陣痛に耐えなければならないのかと考える傾向がある」とし、「特に異常がなくても、妊娠初期から『私は帝王切開にします』と希望する人が増えた」と話した。

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