「10年後の韓国の未来だ」…燃え上がるフランスが突きつけた警告(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.22 06:55
30年後の韓国の姿は、現在のフランスなのだろうか。フランスは、一度増やした財政支出を削減できず、政治・社会的混乱に陥っている。半導体好況によって税収が急増し、国家債務比率まで改善した韓国だが、政府と国会が示した長期財政見通しは、まったく異なる未来を示している。2055年には国家債務比率が国内総生産(GDP)の120%を超え、政府予算の3分の2近くが削減の難しい義務的支出に充てられると予想されている。現在のフランスの姿が韓国の未来になりかねないという警告だ。
フランスの混乱の背景には、慢性的な財政赤字と国家債務がある。経済協力開発機構(OECD)の「2026年フランス経済報告書」によると、2008~2009年の金融危機当時、フランスとユーロ圏は同程度に支出を増やした。しかし、フランスは2019年までに増加分の半分しか削減しなかった。平均で4分の3を削減したユーロ圏(ユーロを使用する20カ国)とは異なる道を歩んだ。高齢化によって福祉支出が増え、景気低迷時に拡大した支出を削減できなかった。21日、フランス国立統計経済研究所(INSEE)によると、今年4-6月期末の政府債務は3兆5955億ユーロ(約638兆円)で、GDPの119%に達した。