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「国立中央博物館の名誉失墜」兪弘濬館長が辞意表明…個人の不祥事による辞任は81年の歴史で初めて

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.21 17:57
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韓国国立中央博物館の兪弘濬(ユ・ホンジュン)館長が個人所蔵品を展示したことをめぐる議論に対し責任を取り21日に辞意を表明した。

兪館長はこの日博物館を通じて出したコメントで、「失墜した博物館の名誉を取り戻すためには館長から退くべきとの結論に至った。今回の件によって失望し傷ついた国民のみなさんと愛国志士遺族の方々、そして博物館職員の方々に深く謝罪する」とした。辞表はこの日文化体育観光部の崔輝永(チェ・フィヨン)長官に提出されたという。

 
兪館長は19日の国会文化体育観光委員会に対する国政監査で、いわゆる「親日派遺墨」のセルフ出品・検証と関連して辞任要求を受けた際には去就に言及せず事実上拒否した。博物館は「6日に国政監査資料を提出する時から国会で事実関係を説明した後に辞任する考えだったものと理解している」としたが、国政監査から2日後に辞意を表明したのは悪化する世論を意識したものとみられる。国立博物館の館長が個人的な不祥事で退くのは1945年の開館から81年の歴史上初めてだ。

兪館長はコメントで「国民のみなさんが国立中央博物館に送ってくださった深い信頼と博物館職員が積み上げてきた価値が私の個人的な過ちにより一瞬にして崩れた」とした。前任館長時代から推進されていた特別展「私たちの食卓」に、「一飯是国恩(一杯の飯もすべて国の恩)」を愛国志士朴源根(パク・ウォングン)の書だとして自ら推薦したが、事後検証を通じて親日反民族行為者朴重陽(パク・チュンヤン)の書と判明した後も本人の所蔵品であることを明らかにしなかった過ちを「全面的に私の責任」と認めた。兪館長は李在明(イ・ジェミョン)政権発足直後の2025年7月に就任し1年3カ月にわたり在任した。

博物館・美術館界関係者らは「国立中央博物館の名誉を失墜させた責任を負うのは当然」という立場だ。金紅男(キム・ホンナム)元国立中央博物館長は「誇らしく働いた国立中央博物館の名誉が地に落ちた。国際的恥さらし」とし、「公職に『私』を持ち込むことは最も危険だがそんなことが起きた」と指摘した。国立現代美術館で学芸研究室長を務めた評論家のチョン・ジュンモ氏は「国際博物館・美術館界でタブー視する『職員の利害衝突』という点で重大懸案。これを機に博物館内部の『セルフ出品禁止』など倫理綱領を確実にしなければならない」と話した。梨花(イファ)女子大学のオ・ヨンチャン教授(博物館学)は「今回のことを契機に博物館の公共性とともに学芸室の既存の展示・検証の伝統が回復するよう望む」とした。

政務職(次官級)の国立中央博物館長の任期は概ね任免権を持っている政府の基調に合わせて維持される傾向だ。2011~2016年に在任した金英那(キム・ヨンナ)元館長のように博物館の展示運営をめぐり政権との不和を経て早期退任した事例はあったが、純粋に館長個人の不祥事で中途退任するのは初めてだ。韓国屈指の文化遺産ストーリーテラーであり古美術界の重鎮として活躍してきた兪館長は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代に文化財庁(現国家遺産庁)庁長として約3年5カ月在任した。2008年2月10日の崇礼門(スンネムン)火災当時に責任論とともに外遊出張問題が指摘されると辞意を表明し、12日後の政権任期満了とともに退任している。

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    2026.10.21 17:57
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    国立中央博物館の兪弘濬館長が19日に開かれた国政監査で議員の質疑に答えている。イム・ヒョンドン記者
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