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大型犬に襲われ頭皮の80%損傷したキルギスタンの少年、韓国で治療受け帰国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.21 17:20
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大型犬3頭に襲われ頭皮の80%が損傷し頭蓋骨まで骨折したキルギスタンの6歳の少年が韓国で再建手術を受けて健康を回復し帰国した。

ソウル峨山(アサン)病院は21日、チェ・ジョンウ整形外科教授チームがキルギスタンの少年ウマルさんを招いて頭皮再建手術を成功裏に終えたと明らかにした。

 
キルギスタンの首都ビシュケクに住むウマルさんは4月初めに友人と近所の家で遊んで垣根を乗り越えて自宅に戻る途中にバランスを崩し隣家の庭に転落した。

そこにいた大型犬3匹に襲われ頭皮の約80%が損傷した。損傷範囲は横25センチメートル、縦25センチメートルに達し、頭蓋骨の骨折も伴った。

ウマルさんは病院に運ばれたが、広範囲な頭皮欠損を治療する方法はなかった。両親は海外治療も調べたが手術費用と航空料金など約10万ドルを払える状況ではなかった。

助けの手は現地医療陣を通じてつながった。4月末に医療技術伝授のためキルギスタンを訪問していたソウル峨山病院の医療陣に現地医療陣がウマルさんの治療を要請した。

医療陣は頭蓋骨が露出し合併症の危険が大きいだけに韓国に移送して治療する必要があると判断した。

7月9日に韓国に到着したウマルさんは精密検査を受け手術を準備した。

チェ教授チームは他の部位の皮膚組織を移植する方法も検討したが、この場合移植部位に毛髪が育たない点などを考慮し、残っている頭皮を最大限活用することにした。

医療陣は太ももの皮膚を移植して頭皮再建に向けた空間を確保した後、残っている頭皮に組織拡張器3個を挿入した。

組織拡張器は皮膚の下に入れた後に生理食塩水を注入して皮膚と頭皮を徐々に伸ばす装置だ。頭皮組織がほとんど残っていない状態のため拡張速度を慎重に調節しなければならなかった。

医療陣は2カ月以上かけて頭皮を段階的に拡張した末に組織拡張器を除去し、延びた頭皮により露出していた頭蓋骨を覆う再建手術を終えた。

治療費用は峨山社会福祉財団とソウル峨山病院が支援した。ソウル市東部外国人住民センターは通訳を支援した。

ウマルさんは操縦士になりたいという夢を抱いて15日に帰国した。

チェ教授は「単純に欠損部位を覆うだけでなく、子どもが今後成長して生きていくことまで考慮してできるだけ残っている頭皮を活用する方法を選択した。大変な治療過程でも明るくてりりしい姿を見せたウマルが元気に成長し夢見る未来が実現するよう望む」と話した。

ソウル峨山病院は「峨山インアジア」プロジェクトを通じ、モンゴルとベトナムなどアジア諸国に医療技術を伝授しながら現地の医療能力強化を支援している。

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    2026.10.21 17:20
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    大型犬に襲われ頭蓋骨と頭皮に大きな傷を負ったキルギスタンの少年ウマルさん(中央)がソウル峨山病院の医療陣と記念写真を撮っている。[写真 ソウル峨山病院]
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