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「ウクライナのスターシールド通信制限、マスク氏が指示」…トランプ氏と事前協議したという声も

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.21 15:18
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ウクライナ軍の核心的な通信網である軍用スターリンク「スターシールド」のインターネット速度を制限するよう指示した人物は、スペースXの最高経営責任者(CEO)イーロン・マスク氏だったという報道があった。ただ、この決定がトランプ米大統領と事前に調整されたものか、それともマスク氏が独自に下したものかをめぐり、米政府関係者の証言は食い違っている。

米紙ウォールストリートジャーナル(WSJ)は20日、米政府当局者や事情に詳しい関係者の話として、マスク氏が先週、ウクライナ側の機器のスターシールド接続速度を制限するよう指示したと報じた。

 
報道によると、今回の措置は、ウクライナが最近ロシアのディーゼル燃料精製施設をドローンで攻撃したことに対し、トランプ大統領とマスク氏が強い不満を示していた状況で取られた。トランプ大統領は、ウクライナによるロシア石油精製施設への攻撃が国際原油価格の上昇を招いている原因の一つだとの立場を示してきた。

スターシールドの通信速度が制限されたことで、ウクライナ軍が運用していた一部の攻撃用ドローンや迎撃用ドローンは事実上、正常に作動しなくなったと伝えられた。

WSJは実際に通信制限を指示した人物としてマスク氏を挙げた。ただ、マスク氏がトランプ大統領と事前にこの問題を協議していたかどうかについては関係者の説明が食い違った。

2人の関係者は、スターリンクの通信速度低下の問題が明らかになった直後、トランプ大統領が選挙集会中にマスク氏と電話で関連問題について協議したと伝えた。このうち1人の関係者は、双方は通信制限措置が実施される前にもこの問題について話し合っていたと主張した。一方、一部の米政府当局者は、マスク氏が独自に行動したのであり、トランプ大統領がウクライナに対する報復措置を具体的に指示したことはないと説明した。別の関係者は、マスク氏が措置を取る前にトランプ大統領をはじめとする米政府高官と協議していたと伝えた。

ウクライナのゼレンスキー大統領がスターリンクが復旧しなければ自国民の命が危険にさらされるとして公然と抗議したことで、米国内でも誰が通信制限を指示したのかをめぐり混乱が拡大した。ホワイトハウス内部ではこの問題について非公式の調査まで行われたと伝えられた。

スペースXの関係者らはホワイトハウス側に連絡し、マスク氏の指示に先立って同社とトランプ政権が事前に協議していたという趣旨の説明を伝えようとしたという。マスク氏もその後、X(旧ツイッター)を通じて「スターシールドのシステムの速度と利用に関するすべての制限は、米軍当局が、最終的には米大統領が決定するものだ」と主張した。

一方、トランプ大統領は自分が指示した事実はないと明言した。トランプ大統領は16日、スターリンク通信制限について「私がやったことではない」「イーロンもそうではなかったはず」と述べた。

ヘグセス米国防長官も「我々は何も制限していない」と明らかにした。そしてスターシールドの利用には遵守すべきサービス利用規約があり、一定の範囲についてはスペースXが判断できる領域があるという趣旨の説明をした。

今回の問題は、米国とウクライナの関係が悪化する中、ウクライナの戦場における核心的な通信インフラを握るマスク氏の影響力を改めて浮き彫りにした。WSJはスターシールドの通信制限が戦争遂行能力に直接的な影響を及ぼす可能性があることを指摘し、マスク氏はウクライナ戦争の行方に大きな影響力を行使できると評価した。

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    2026.10.21 15:18
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    イーロン・マスク氏 [ロイター=聯合ニュース]
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