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退勤のない新入社員が来る…サムスンの「24時間働くロボット」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2026.10.20 08:09 Googleで中央日報を読み逃さない
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サムスン電子が来年1月に米ラスベガスで開かれる消費者家電見本市「CES2027」を狙い、「24時間働くロボット」を開発中であることが確認された。サムスン特有の「ファストフォロワー」戦略で後発走者であるロボット市場で追撃速度を引き上げる構想だ。

電子業界によると、サムスン電子でロボット事業を総括するRX事業推進室はソウル研究開発キャンパスで、産業現場で24時間稼動できるロボットの性能を検証している。このロボットは荷物を運ぶなど製造・物流現場の反復作業を遂行しながら周辺環境と作業方法を学習している。

 
現在開発中のロボットは両脚で移動する二足歩行型ヒューマノイドだという。業界関係者は「サムスン電子と協力企業の社員が24時間3交代でロボットが働く過程をチェックしている」と話した。サムスン電子はこのロボットを含む複数の候補群をめぐりCES出品の可否を検討しているとされる。

長時間作動するロボットは最近世界のロボティクス業界の主要競争分野だ。ヒューマノイドが歩いて走る試演段階を超え、実際の製造・物流現場に投入され「どれだけ長く人の介入なく安定的に仕事ができるか」が商用化の主要基準に浮上した。

核心は一度に24時間働くのではなく、継続して作動するようにすること。すなわち作業稼動率を引き上げるところにある。最近ではシステム電源を落とさずにバッテリーを交換する「ホットスワップ技術」が活用されている。バッテリーを交換するたびにロボットを再起動する必要がなく、作業中断時間を最小化できる。サムスン電子もやはり24時間365日の稼動を目標にするだけに、ホットスワップと同様の電力管理技術を適用するものとみられる。

トップ企業はすでに関連技術を商用化段階に引き上げている。現代自動車グループのボストン・ダイナミクスのヒューマノイド「アトラス」は一般作業基準で約4時間作動した後、自分でバッテリーを交換する。交換には約3分かかり、その後作業に復帰する。中国UBテックの「ウォーカーS2」はホットスワップ方式の自動バッテリー交換システムを採用した。2つのバッテリーを活用し約3分で自らバッテリーを交換し「24時間・週7日連続稼動」を掲げている。

サムスン電子もロボット市場追撃の手綱をつかんでいる。組織を組み直して外部人材を迎え入れると同時に、自らの技術開発まで並行する全方向戦略だ。7月には盧泰文(ノ・テムン)代表理事直属でRX事業推進室を新設し社内で分散していたロボットハードウエア・ソフトウエア、事業(経営)能力を1カ所に集めた。中長期戦略策定から核心技術開発、事業化までひとつの組織で担当し意志決定速度を高めた。

人材確保にも力を入れている。RX事業推進室には世界的テック企業出身の副社長級人材を相次いで迎え入れた。サムスンリサーチを中心にして、電線のように柔軟な物体をつかんで組み立てたりつなげたりする高難度ロボットハンド技術も開発した状態だ。

サムスン電子がスマートフォン、半導体、家電など膨大な製造ラインを保有している点も追撃の踏み台だ。自社工場をロボット試験場として活用すれば現場作業データを早く蓄積し性能を繰り返し改善できる。サムスン電子は産業現場で技術を先に検証した後、家電事業と連係して家事や介護などを遂行する家庭用・サービスロボットに範囲を広げるという構想だ。

サムスン電子RX事業推進室ロボティクスラボ長のクリス・ハウザー氏は先月30日、「サムスン人工知能(AI)フォーラム2026」で「(ロボット開発)開始は少し遅れたかもしれないが、経営陣は収益性ある汎用ロボット製造は長期戦になるだろうという事実を正確に認知し冷静にアプローチしている。われわれの強みは遅れをとった状況でも迅速に追撃し逆転すること」と話した。

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