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【ミリタリーブリーフィング】自衛隊行事でも「ミサイルセールス」…フィリピンへの武器輸出に動く日本の思惑(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.19 15:05
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(3)米陸軍、高高度気球を利用した成層圏活用を模索

米陸軍は成層圏に到達できる高高度気球について、単なる監視プラットフォームにとどまらず、必要に応じて武装や攻撃任務にも活用する可能性を視野に入れている。米国のディフェンスニュースは、陸軍宇宙・ミサイル防衛司令部の関係者が気球を攻撃プラットフォームとして使用することは監視よりも難しいと認めながらも、運動エネルギー的(kinetic)選択肢を排除しない考えを示したと報じた。

 
米陸軍は高度約6万~10万フィート(約18.2~30.5キロ)の成層圏を新しい作戦空間とみている。陸軍宇宙・ミサイル防衛司令部は、さまざまな大きさの高高度気球で構成する「成層圏システム群(Family of Stratospheric Systems)」を推進しており、来年、複数の実験を実施する計画だ。

このプラットホームの魅力は低費用と持続性だ。気球は航空機のように燃料を消費し続ける必要がなく、成層圏の風を利用して望む方向に移動できる。陸軍は気球を監視、通信中継、発射効果(Launched Effects)の拡張の結合点とみている。

米陸軍はすでに高高度気球を欧州・太平洋・中東地域に配備し、試験や試演を行ってきた。特に中東では数十の高高度エアロスタットを緊急投入して中央軍司令部(CENTCOM)の作戦を支援し、小規模な自律型気球群の運用を通じて兵站、航空管制、支援要件に関する教訓を得た。

運用構想も具体化しつつある。第3多領域任務部隊のウェイド・ガーマン大佐は「星座(Constellation)」方式を紹介した。高価で高性能な気球を数個を用意してそれぞれに異なる搭載機器を載せる一方、安価な使い捨て気球は一度に数百個を飛ばし、敵に複数の難しい選択を迫るという構想だ。

最も注目されるのは気球を兵器の運用プラットフォームとして検討している点だ。ウクライナはロシアに向かって吹く偏西風を利用し、気球からドローンを投下して攻撃に活用している。米陸軍の関係者はこうした方法は監視よりも大きな技術的課題を伴うと認めたものの、さまざまな搭載機器の実験を進め、運動エネルギーを利用した攻撃手段も検討する方針だ。

これはドローン・ミサイル・衛星を中心に再編されつつある戦場において、気球が単なる低コストの監視システムではなく、低コストの発射プラットフォームや弾薬運搬手段として機能する可能性を示唆している。ただ、気球は機動性が低く、風向きや気象条件に大きく左右されるうえ、敵の防空能力にさらされやすい。したがって現実的な用途としてはまず、広域偵察、通信中継、目標の探知・指示などが中心になると考えられる。

チェ・ヒョンホ/ミリドム代表/軍事コラムニスト

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    2026.10.19 15:05
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    高高度気球の試験を行う米陸軍 [写真 米陸軍]
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