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ロシア、「北朝鮮軍の英雄」を描く映画を制作へ…主人公役は韓国出身俳優(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.16 13:21
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映画の制作計画が発表されると、ロシア国内からも史実が歪曲される可能性を懸念する声が上がった。

ロシア文化省の顧問イリヤ・スポニャク氏は、自身もクルスクでの戦闘に参加したとしたうえで、北朝鮮軍の役割が実際よりも誇張される可能性を指摘した。

 
同氏は「脚本を読んだが、内容が十分に明確ではない。北朝鮮軍兵士が防衛戦に参加したかのように見せている」とし、「しかし、彼らは戦闘の初期には現地におらず、2024年末ごろになってようやく到着した」と指摘した。

これに対し、オレイニク氏はロシア国防省がすでに脚本を承認したと反論した。制作陣はこれを証明する文書も確保しており、戦闘場面の考証のため、軍事顧問も参加する予定だと説明した。

同氏は、ロシア軍がガス管を通ってウクライナ軍の陣地に潜入した作戦にも言及した。

オレイニク氏は「われわれは北朝鮮軍がガス管を通って出てきて、(スジャを)解放したと主張するつもりはない」とし、「われわれはこれらの出来事を明確に区別している」と述べた。

そのうえで、「しかし、戦死した北朝鮮軍兵士619人の英雄的な姿を描く」と明らかにした。

北朝鮮は2024年10月からロシアに兵力を派遣した。最初の派兵部隊が実戦に投入されたのは、同年12月ごろとされている。

ロシアと北朝鮮が北朝鮮軍のクルスク作戦への参加を公式に認めたのは、2025年4月になってからだった。ロシア軍がクルスクの国境地域を奪還したと発表した後のことだった。

北朝鮮は、クルスクでの戦闘で約2300人の北朝鮮軍兵士が戦死したと主張した。

ロシアはその後、北朝鮮軍の参戦をたたえる行事や記念事業を相次いで推進した。北朝鮮軍兵士に勲章を授与したほか、展示会や記念碑、壁画などを通じて戦争への貢献を強調した。

専門家らは、今回の映画もロシアの愛国主義的なプロパガンダと北朝鮮との関係強化を目的とした取り組みとみている。

東西(トンソ)大学校のロシア専門家クリス・マンデー氏は、この映画が愛国心を強調しながら北朝鮮の歓心を買おうとするロシア政府の方針に沿ったものだと分析した。同氏はNKニュースに対し、「最近は明確な愛国的メッセージを盛り込んだ映画にしか資金が提供されない」と述べ、近年のロシアの戦争映画は「一面的で盲目的な愛国主義」に陥っていると評価した。さらに、北朝鮮当局にとっても今回の映画は「自国の兵士を超人的な存在として描く独自の宣伝活動に合致する」とし、平壌(ピョンヤン)も「満足するだろう」との見方を示した。

ロシア、「北朝鮮軍の英雄」を描く映画を制作へ…主人公役は韓国出身俳優(1)

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