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米専門家ら「北朝鮮兵捕虜の移送公表、李政権の対北朝鮮・対ロシア戦略に負担」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.16 09:47
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ウクライナのゼレンスキー大統領が北朝鮮軍捕虜を韓国に移送した事実を公表したことが李在明(イ・ジェミョン)政権の対北朝鮮・対ロシア外交戦略に負担を与えた、という米国専門家の分析があった。

米戦略国際問題研究所(CSIS)が15日(現地時間)に開催したセミナーで、米国家情報長官室(ODNI)で北朝鮮担当副調整官を務めたシドニー・サイラーCSIS上級顧問は「李大統領は北朝鮮との対話再開を妨げる可能性のあるあらゆる障害を取り除こうとしている時期に、北朝鮮を不快にさせたくないと考えている」と述べた。

 
続いて「ロシアも刺激したくないと考えている。いつかはロシアとの関係を正常化するか、以前の状態に戻したいと考えている」とし、ゼレンスキー大統領による捕虜移送の公表により「こうしたアプローチが一部損なわれた」と評価した。

ゼレンスキー大統領は先月23日、国連総会での演説で、ウクライナの北朝鮮兵捕虜2人を韓国に移送したと公表した。これに対し李大統領は双方がこの事実を公表しないことで合意していたにもかかわらずゼレンスキー大統領がこれに違反したとし、公開謝罪を求めている。

アジアソサエティの政治・安全保障部門責任者エマ・チャンレット・エイブリー氏は「李大統領は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が感じたであろう屈辱感をよく理解している」とし「特に、この人たちは一般の脱北者ではなく軍人であり、北朝鮮の英雄的な物語の一部であるだけに敏感な問題」と分析した。

続いて「この問題が、国連総会という非常に注目度の高い舞台で全世界に向けて公表されたことで大きな関心を集めた」とし、これが李大統領が強く反応した背景と説明した。

CSISの韓国担当のビクター・チャ氏は韓国政府がロシアとの関係を修復しようとする構想も今回の対立の背景に挙げた。

チャ氏は「韓国が今回の件にこれほど強く反発した理由の一つはロシアに対する戦略を持っているからだ」とし「韓国はウクライナに間接的に物資を供給してきたが、いつかロシアで事業を再開し、サンクトペテルブルクにある工場を再び稼働させる可能性も念頭に置いている」と述べた。

続いて、韓国はホルムズ海峡を通じた石油供給リスクを軽減するため代替供給源を確保する必要があり、中央アジアや黒海を経由する供給を考慮すればロシアと一定水準以上の関係を維持する必要があると説明した。

チャ氏はゼレンスキー大統領が韓国政府の複雑な外交事情を知らなかった可能性が高いとみている。そのうえで、今回の公表は北朝鮮を標的とした心理戦であり、ロシアを支援する北朝鮮に代償を払わせ、同盟国の結束を促すことが目的だった可能性があると分析した。

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    2026.10.16 09:47
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    ウクライナの北朝鮮兵捕虜 [聯合ニュース]
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