【社説】戦時作戦統制権の移管、自信だけでは難しい
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.15 15:13
米国は韓国軍主導の戦時作戦統制権(戦作権)移管に必要な完全運用能力(FOC)の検証をめぐり「条件が整っていない」という立場を堅持している。韓国政府は年内に検証を終えて目標年を定める構想だが、韓米間の意見の相違で最初の関門から行き詰まる事態となりかねない。ジェイビア・ブランソン在韓米軍司令官は12日(現地時間)、米戦略国際問題研究所(CSIS)との対談で「時間も一つの条件」とし、能力が整わないまま移管すれば防衛能力を損なう恐れがあると警告した。
問題は、米国が昨年「充足」と評価した一部の項目までが今年は「未充足」と判断した点だ。韓国軍から「米国がゴールポストを動かしている」との不満が出ているのはこのためだ。米国は戦場環境の変化に応じて、従来は条件を満たしていた項目も毎年再評価すべきという立場だ。