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【コラム】RMのハングルによる自己紹介

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.14 13:37
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「すべての境界には花が咲く」

入口に掲げられた展覧会の序文は、ハム・ミンボクの詩で始まる。ハングルの手書き文字と英語の活字体が併記されている。しかし、ここは韓国ではない。米サンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)で最近開幕した、RMの所蔵品展「RM x SFMOMA:Between You and Me」だ。文字を書いたのはBTSのRM。「ソウルとサンフランシスコ、ステージの上と下、絵の前にいる私と絵の向こうにいる誰か。いつもその間のどこか、境界の上で生きる32歳のキム・ナムジュン」と記した。展示会場には、金煥基(キム・ファンギ)とイヴ・クラインの青、都相鳳(ト・サンボン)とジョルジョ・モランディの花瓶、白南準(ペク・ナムジュン)の「TVブッダ」と権鎮圭(クォン・ジンギュ)の仏像、尹亨根(ユン・ヒョングン)とマーク・ロスコ、ドナルド・ジャッドの抽象作品が一堂に会している。美術館は、約400点に上るRMの所蔵品から142点を選び、同館の所蔵品36点とともに展示した。

 
今回の展覧会で共同キュレーターとして「デビュー」したRMは、美術館の収蔵庫を見て回りながら美術館側とともに作品を選んだほか、数百枚もの作品解説を何度も書き直した。また、韓国語と英語の音声ガイドを録音し、展示会場で流す音楽も選んだ。展示会場の壁に書かれた直筆の文章には、気に入った作品を手に入れ、長年身近に飾り、見続けてきたRMだからこそ書ける内容が数多く見られる。展覧会の取材に集まった記者たちを前に、RMは「一人の人間が長い年月をかけ、お金や人生、努力、さらには自宅の壁まで差し出して築き上げたコレクションほど、その人をありのままに映し出すものはめったにない」と語り、今回の展覧会を「かなり長い自己紹介」とも表現した。

「この100年の間に、韓国は植民地支配と戦争、そして信じられないほど急速な発展を経験した。その過程で多くのものが失われる一方、驚くほど素晴らしく、輝かしいものも生み出された」という、韓国の近現代美術に関するRMの紹介文が美しい。BTSへの愛着が韓国文化やハングル、韓国美術への関心につながり、それによって美術館も若い新たな観客を迎えられることが期待されている。SFMOMAのプロジェクトマネジャー、アメリカ・カスティーヨ氏は「今回の展覧会に、特に従来の美術史の枠組みの中で疎外感を抱いてきた人々も含め、どのような人たちが関心を寄せるのか楽しみだ」と話した。会員向けの先行内覧チケットは早々に完売し、美術館は今回の展覧会で初めて75ドル(約1万2000円)の入場回数無制限チケットも販売する。

韓国美術が海外でこれほど注目を集めたことがあっただろうか。それも、ハングルで書かれた韓国の詩とともにだ。折しも、ロンドンの大英博物館では李健熙(イ・ゴンヒ)コレクションの海外巡回展が開かれている。国宝や宝物をはじめとする179点に、大英博物館が所蔵するイ・スギョンと徐道濩(ソ・ドホ)の作品を加えたこの展覧会のタイトルは、シンプルに「韓国(Korea)」だ。一人の人間が集めたコレクションには、これほどの力があるのだ。

クォン・グニョン/文化部記者

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    2026.10.14 13:37
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    BTS(防弾少年団)のRMが直筆で書いた展示解説を見る来場者。[サンフランシスコ=聯合ニュース]
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