韓国・仁川の大型商業施設で白昼の刃物襲撃事件…8人負傷(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.14 11:55
A容疑者は殺人未遂罪で懲役4年の判決を受けて服役した後、2019年から電子足輪を装着し、保護観察所の指導・監督を受けていたことが分かった。この日も電子足輪を装着した状態で犯行に及んだ。A容疑者は2015年、仁川市富平区(プピョング)のマンションで、元妻の40代女性を刃物で刺して殺害しようとした。また、先月には仁川市桂陽区(ケヤング)の皮膚科医院前で1人で抗議活動を行い、刃物でプラカードに穴を開ける行為をしたため、警察が凶器所持罪の疑いで捜査していた。A容疑者は、2カ月前から水虫の治療がうまくいかなかったことを理由に抗議活動を行っていたという。法務部によると、A容疑者は抗議活動を行うまでは保護観察官の指導・監督によく従い、精神科での治療も継続的に受けており、再犯などはなかった。
警察の調べに対し、A容疑者はこの日の犯行当時、薬物を服用していたという趣旨の供述をしたとされる。警察は、A容疑者が服用した薬物が麻薬類や向精神薬に該当するかどうかを確認するため、専門機関に緊急鑑定を依頼する方針だ。法務部によると、A容疑者はその後、精神疾患の症状を緩和するため、アルコール依存症に関するカウンセリングや心理相談を受けていた。法務部は「この日午前10時にも外部専門家による依存症相談を受け、続いて午前11時20分には保護観察官との面談を行い、精神疾患の治療薬を服用したかどうかの検査を受けた(服薬したと判定された)。その後、午後0時30分ごろまで保護観察官が一緒に昼食を取るなど、指導・監督が行われており、電子装置を壊したり、壊そうとしたりする行為や、遵守事項への違反はなかった」と説明した。さらに「電子監督対象者による刃物襲撃事件で、国民に大きな不安を与えたことを深く謝罪する」とし、「事件の経緯と電子監督の管理過程全般について徹底的に調査している」と明らかにした。