「どうか私を支援しないで」 党の大物と決別…「どちらがマシか」を競う米中間選挙(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.14 10:26
#先月末、米ワシントンDCで開かれたケン・パクストン・テキサス州司法長官の非公開の後援者向け集会。連邦上院議員選挙に共和党候補として出馬しているパクストン氏は「今回ほど選挙運動を自分でコントロールできていないと感じたことはない」と語った。「すべてがDCから来る。メッセージも選挙運動も自分の思いどおりにはできない」という発言は、衝撃的なほど率直なものだった。米政治専門メディアのポリティコは、有権者の「反DC」感情を理解しながらもDCからの資金援助に頼らざるを得ないという彼の皮肉な状況を指摘した。パクストン氏は不倫など複数のスキャンダルを抱えながらも、トランプ大統領の支援を受けて党内予備選を勝ち抜いたが、状況は厳しい。地盤のテキサス州が揺らぐ中、共和党は彼を守るために2億1000万ドル(約330億円)を投じた(12日、ロイター通信)。パクストン氏と離婚訴訟中の妻までが支援広告に登場したが、夫の名前には一言も触れず「重要なのは人ではなく議席だ」と訴えた。
#「私の選挙運動の支援に来ないでほしい」。カンザス州の民主党連邦上院議員候補アダム・ハミルトン氏は今月初め、メディアのインタビューで、民主党の元大統領候補カマラ・ハリス氏による応援演説について「ハリス氏はそのままカリフォルニアにいてもよい」とし、このように語った。ハミルトン氏は以前、民主党上院院内総務チャック・シューマー氏から「カンザス州で当選するうえで何が障害になっているのか」と尋ねられた際、「あなたです」と答えたこともあるという。「カンザス州ではあなたは助けになるどころか、お荷物(liability)だ」と直接伝えた。1932年以降、民主党が上院選挙で勝利したことのないカンザス州では、今回は接戦が繰り広げられている。ここで民主党候補が取っている戦略は民主党という看板ではなく、党の主流派に対抗できる点を前面に出すことだ。