【社説】「米国の錯誤」という韓国統一部長官、これで情報の空白を解消できるのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.13 11:58
鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官は昨日の記者懇談会で韓米同盟に異常はないと主張し、米国による北朝鮮関連情報共有の一部制限について「米側の事実関係錯誤による誤った措置」と規定した。自身の更迭を求める声に対しては「2026年版の色分け論」と反論し、平安北道亀城(クソン)に関する発言についても昨年7月の人事聴聞会で出たものだと釈明した。鄭長官のこうした主張は米側が明らかにしている内容と食い違っている。錯誤というのならなぜこれまで訂正されなかったのか。しかも政府は米国による情報共有制限の具体的な背景や経緯について、いまだに明確に説明していない。
韓米の安全保障協力に異変が生じているのは厳然たる現実だ。米政権の高官は最近、韓国が「数十年にわたり続いてきた同盟の基準を順守することを期待する」と述べ、情報・防諜分野に公然と言及した。陳永承(チン・ヨンスン)合同参謀本部議長も先週の国政監査で、北朝鮮関連情報の共有が一部制限されていることを認めた。米国は情報漏えいの可能性を懸念しているという。国家情報院と産業通商資源部は否定しているものの、ラトニック米商務長官が最近、金正官(キム・ジョングァン)産業通商資源部長官に対し、国家情報院への不信感を伝えたという話も出ている。