「韓国国家情報院長の側近がモスクワ出張」…ロシアとの接触が米国の不信感を強める(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.13 07:22
最近、韓米間で通商・安全保障上の懸案をめぐる不穏な空気が漂う中、冷え込んだ南北関係の改善を目指す韓国政府のロシアへの接近が、米国の疑念を強めた可能性があるとの指摘が出ている。北朝鮮とロシアの緊密な関係を南北対話の迂回ルートとして活用しようとする動きが、米国には好ましくないシグナルとして受け止められる可能性があるという。特に、李鍾奭(イ・ジョンソク)国家情報院長の主要な側近で、文在寅(ムン・ジェイン)政権時代に国家情報院の要職を務めた関連機関のトップ、A氏が今年上半期にモスクワを訪問していたことが確認され、ロシアとの接触の背景に関心が集まっている。
12日、複数の情報筋によると、A氏は今年上半期、ロシアのモスクワに出張していた。A氏は現在、民間人として国家情報院の関連機関のトップを務めている。ある情報筋は「対ロシア制裁の影響で、現金の両替など出張の準備にかなりの困難があったと聞いている」としながらも、「ロシア側の協力により、大きな問題なく出張を終えたという話を聞いた」と伝えた。別の情報筋は「同機関の主要幹部らとともに、北方経済協力委員会出身のロシア専門家が今回の出張に同行した」と語った。