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「慶州はすでに火の海」…韓国全土の松に不治の病、北漢山まで拡大(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.13 07:19
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◇気候変動に防除ジレンマ…首都圏まで北上

松くい虫は「松の不治の病」とも呼ばれる。一度感染すれば致死率は100%だ。約1ミリメートルのマツ材線虫はマツノマダラカミキリなど媒介虫を通じて松の間を移動するが、水分や栄養が通る管をふさいで木を枯死させる。

 
防疫当局は日照りと高温現象で媒介虫の活動時期と範囲が広がっている上に防除手段の限界が重なり拡散速度に追いつけずにいると吐露した。

慶州市のキム・ジョンギュ山林防災チーム長は「猛暑と日照りにより日ごとに松くい虫が広がっている。慶州は国立公園だけでなく文化財保護区域も多いため防除するのに制約が多く、拡散傾向を防ぐのが容易でない」と話す。ここに山林庁がミツバチへの被害など生態系への影響を考慮し、2023年から航空防除を全面中断し拡散阻止線が弱まったという指摘も出る。

その間に松くい虫は首都圏など全国に広がった。2022年だけでも松くい虫の感染が確認された国立公園は4カ所にすぎなかったが、昨年には2倍である8カ所に増えた。今年は智異山と北漢山、俗離山の3カ所がさらに被害を受けた。智異山国立公園で松くい虫感染が確認されたのは2008年から18年ぶりだ。

首都圏で唯一の国立公園である北漢山もやはり2014年以降初めて松くい虫に感染した枯死した木が発見された。今年京畿道(キョンギド)内の感染樹木が12万本と昨年より70%近く急増するなど松くい虫が北上したためだ。

◇「松くい虫の撲滅は不可能…選択と集中が必要」

専門家らは松くい虫の拡散傾向が続く場合、韓国山林生態系自体が急変すると警告する。緑色連合のソ・ジェチョル緑専門委員は「山火事は過ぎ去れば終わりだが、松くい虫は松が残っている限り広がり続けるため松の森全体が消えることもある。松くい虫で国立公園内の森がどのように変わるのかに対する気候エネルギー環境部次元のモニタリングや研究が至急だ」と指摘した。

気候変動に松くい虫まで重なり松の絶滅が加速化するという懸念も出ている。東国(トングク)大学融合環境科学科のオ・チュンヒョン教授は「現在韓国の山林の20%を占める松林が10%水準まで減少しかねない。マツ材線虫を撲滅するのは事実上不可能なのが現実なため、松を保全すべき地域を中心に選択と集中する戦略が必要だ」と話した。

「慶州はすでに火の海」…韓国全土の松に不治の病、北漢山まで拡大(1)

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    「慶州はすでに火の海」…韓国全土の松に不治の病、北漢山まで拡大(2)

    2026.10.13 07:19
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    慶州国立公園三陵の森にマツ材線虫感染による枯死現象が疑われる松が立っている。チョン・グォンピル記者
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