世界を揺るがすロシアの「黒死病疑惑」…14世紀に2000万人の命を奪った病気、今も危険なのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.08 11:19
ロシア・シベリアのペスト研究機関に勤務していた28歳の職員が「原因不明の肺炎」で死亡し、世界中に恐怖が広がっている。インターネット上では、感染力が強まった変異型のペスト菌が流出したのではないかとの主張も出ているが、これまでに裏付けとなる根拠は確認されていない。
世界保健機関(WHO)が7日に明らかにしたところによると、ロシア当局は6日、イルクーツクで確認されたペスト患者はいないと正式に報告した。死亡した職員と接触した約200人を追跡して検査したが、ペストなどの危険性の高い感染症は確認されず、大半が隔離を解除された。WHOは、イルクーツク地域のリスクを「中程度から低い水準」、ロシア全体のリスクを「低い」、国外への拡大リスクを「非常に低い」と評価した。欧州疾病予防管理センター(ECDC)も、二次感染者や継続的な人から人への感染を示す証拠はないと明らかにした。