【社説】DMZでの北朝鮮地雷爆発、埋設を阻止できなかった責任も大きい
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.09.30 15:30
西部戦線の非武装地帯(DMZ)で韓国軍の兵士3人が負傷した地雷爆発事件の実態が明らかになりつつある。韓国軍の合同参謀本部は北朝鮮軍が埋設した地雷である可能性が非常に高いと明らかにし、昨日の現場調査では爆発地点のすぐ隣で北朝鮮軍の樹脂製対人地雷1個が追加で発見された。姜信哲(カン・シンチョル)国防部長官も昨日の国会国防委員会で、軍が北朝鮮の地雷を疑ったのは事故翌日の22日だったとし、今回の事案は明白な停戦協定違反だと規定した。
ところが、事件発生から8日後に出された李在明(イ・ジェミョン)大統領の最初のメッセージは残念だ。迅速な調査を指示しながらも、北朝鮮や停戦協定違反には言及しなかった。「地雷事故」と表現し、「根拠のない陰謀論をあおりながら国家の安全保障を脅かすことがないことを望む」と述べた。根拠のない主張を警戒するのは当然だ。しかし軍はすでに事故翌日に北朝鮮の地雷である可能性を疑っていた。国民が問うているのは陰謀論ではなく、何が起きて、なぜ防げなかったのかという事実と責任だ。現場調査がすでに遅れている状況で「迅速」な調査を指示した点も「遅すぎる」との指摘を免れない。