【社説】北朝鮮兵捕虜の韓国入国、派兵の実態把握と身辺保護の徹底を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.09.28 15:42
ウクライナ戦線で捕虜となった北朝鮮兵2人が韓国に移された。ロシアのクルスクの戦場で捕らえられてから1年8カ月ぶりのことだ。2人は韓国行きの意思を示し、政府は関係国と協議し、本人の自由意思を尊重する形で韓国への移送を実現させた。戦争の惨禍の中で九死に一生を得て生き残った2人の安全と自由を保障することは国家の当然の義務であり、人道主義にもかなう道だ。
政府は何よりもまず2人が持つ情報を徹底的に確認することが求められる。2人は北朝鮮のロシア派兵と参戦の実態を経験した生き証人だ。派兵の経緯や指揮系統、実際の戦闘状況、北朝鮮軍の武器・装備、死傷者の規模などを綿密に把握しなければいけない。これを通じて北朝鮮がロシアにどのような規模と方法で派兵し、戦場でどのような役割をしたのか、その具体的な実態を明らかにしなければならない。北朝鮮による国際法違反や人権侵害が確認された場合には、国際社会に知らせ、厳正な責任を問うべきだ。