AIが無断で米豪と国連の機関に浸透…ビル・ゲイツ氏「10億人死亡する事故発生の懸念」
オープンAIの人工知能(AI)エージェントが米国やオーストラリアなど各国の公共部門のデータに無断でアクセスした事実が相次いで明らかになり、「人間がコントロールできないAI」が招く副作用に対する懸念が大きくなっている。オープンAIとアンソロピックなど主要AI企業は数万件規模のAI関連セキュリティ事故を事後調査するほかはない状況だ。
非営利AI研究所のトランスルーズが27日に出した報告書によると、オープンAIのAIエージェントは7月にハギングフェイスのハッキング事件で議論になる前からすでに数回にわたり複数の公共データへの浸透を試みていた。4月には国連貿易開発会議(UNCTAD)のウェブサイトに許されていない方法でアクセスして統計収集をしようとした。5月には米ニューメキシコ大学のデジタル図書館と公共データサイトである「データUSA」の弱点を見つけ出し写真資料などを照会した。