米中が争うほど存在感を増す「コネクター国家」ベトナム
米中間の対立が深まるほどベトナムのように両国のつなぎ役をする「コネクター国家」の存在感が高まっている。こうした国々が政治・安全保障では米国と、経済では中国とつながり、分断したサプライチェーンの新たなハブに浮上しているという韓国銀行(韓銀)の分析があった。
韓銀は13日に発表した「地政学的分断の中でグローバル経済連携はどう再編されているのか」と題した報告書で、このような内容を明らかにした。米国の統計によると、米中の商品貿易額は2022年の6903億ドルから昨年は4146億ドルへと39.9%減少したが、同じ期間、世界全体の貿易は増加した。これは米中対立が過去の冷戦のように世界経済を2つのブロックに分断したのではなく、米中間の直接貿易が第3国の生産網を経由する間接的なつながりに変化したことを意味する。