【コラム】エヌビディア・サムスンのPERが下落、チャンスか警告か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.09.11 15:00
今年に入ってエヌビディアとサムスン電子で似た現象が表れている。今後12カ月の予想1株あたり利益(EPS)は急速に上昇している一方、これを基準にした12カ月先行株価収益率(PER)は逆に低下し続けている。エヌビディアのPERは最近約18倍まで低下し、2019年以降の最低水準になった。サムスン電子も昨年は15倍に達していたPERが現在は4倍前後という非常に低い水準にある。こうした現象は株価が低迷しているために生じているのではない。EPSが株価よりも速いペースで増加した結果、PERが低下している。
PERは株価をEPSで割った値だ。別の言い方をすれば、株価は業績(EPS)とその業績の成長可能性に対して市場が与える評価(PER)を掛けたものだ。したがって株価が上昇していてもEPSがそれ以上の速さで増加すればPERは低下する可能性がある。なら、低下したPERを単純に「株が安くなった」という意味として解釈しがたい。むしろ、過去の株価に先に織り込まれていた期待が実際の利益として現実化していく過程かもしれない。