【コラム】日帝強占期の遺物に対する国立中央博物館の姿勢
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.09.10 10:31
「よりにもよって李完用(イ・ワンヨン)、尹徳栄(ユン・ドクヨン)とともに3大売国奴と呼ばれる朴重陽(パク・チュンヤン)だとは」
国立中央博物館(国中博)の関係者が舌打ちするのも無理はない。特別展『私たちの食卓』で愛国志士の朴源根(パク・ウォングン、1912~1950)の書として紹介された遺墨が、親日反民族行為者である朴重陽(1874~1959)のものだったことが遅れて明らかになったためだ。博物館側は展示から1カ月余り経って外部からの情報提供でこの事実を知り、作品を撤去した後、検証に乗り出した。各界の専門家7人で構成された諮問委員団は多角的に調べた末、一時「朴源根」という名前を使っていた朴重陽が日本留学時代に書いたものだとの結論を出した。独立運動家の愛国心を表すものとして解説されていた「一飯是國恩(一膳の飯も国の恩恵だ)」という文句も、全く異なる文脈で読まれることになった。