この夏、世界の高山が崩れた…ロシアからネパールまで相次ぐ崩壊
6日、名前にもあまりなじみのないロシア・カフカス山脈の標高5000メートル級の山、ミジルギ山(5025メートル)で、大規模な山岳事故が発生した。山頂付近から雪と氷の塊が崩れ落ち、登山訓練中の講師や受講者ら33人を襲った。タス通信によると、これまでに12人が死亡し、5人が行方不明となっている。ミジルギ山はロシア南西部のカバルダ・バルカル共和国にあり、ジョージアとの国境に近いベゼンギ山岳地帯に位置する。
事故当時、一行は雪や氷に覆われた斜面での移動や、安全を確保する技術を学んでいた。受講者は一般の人ではなく、ロシア政府の保安・治安関連機関の職員だったとされる。中にはロシア国家親衛隊の隊員もいた。このため、オンラインコミュニティでは、受講者はロシアの特殊部隊「ビチャージ(Vityaz)」の隊員ではないかとのうわさが広がったが、関係機関はこれを否定した。