ナチス以来初の政権獲得に迫るドイツ極右政党…その背後に「最も危険な男」(1)
欧州を席巻する反移民感情が、「ナチスの歴史」を徹底してタブー視してきたドイツをも揺さぶっている。ドイツの州議会選挙で極右政党が40%を超える得票率で圧勝し、国内にとどまらず、欧州全体に波紋を広げている。第二次世界大戦後のドイツで初めて、極右政党の政権獲得が現実味を帯びてきたとの見方が出ている。
6日(現地時間)、ロイター通信などによると、同日実施されたドイツ東部ザクセン=アンハルト州の州議会選挙で、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が43.8%の得票率で他党を圧倒し、第1党となった。旧東ドイツ地域に位置するザクセン=アンハルト州は人口約230万人で、ドイツ東部の民意を占う地域とされる。