ハインリヒ・ハラーが「幸福の村」と呼んだ地が廃墟に…ネパールのトレッキング観光は途絶えるのか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.09.03 13:45
そのほかの主要山岳地域のトレッキングコースは、洪水による直接的な被害を免れた。モンスーンが過ぎれば、エベレストをはじめ、アンナプルナ、マナスル(8163メートル)、カンチェンジュンガ(8586メートル)などでトレッキングが再開されるとみられる。ネパールの商業遠征隊(営利目的の登山サービス)や旅行会社のウェブサイトでは、現在も登山やトレッキングのツアーを紹介している。特にネパール遠征隊運営者協会(EOAN)は、マナスルに登山ルートの固定ロープ設置を担当する専門チームを派遣した。今月第3週までに、山頂までの固定ロープの設置を終える計画だ。
しかし、韓国政府がネパールに発令した旅行警報の対象地域は、実際の洪水被災地域よりも広い。韓国外務省は先月28日、ラスワ地域が属するバグマティ州をはじめ、ガンダキ州、コシ州、ルンビニ州の4州に特別旅行注意報を発令した。従来のレベル1「旅行留意」から、洪水発生後に特別旅行注意報へ引き上げたものだ。洪水被害が集中したランタンはもちろん、行政区域上コシ州に属するエベレストとカンチェンジュンガ、ガンダキ州に属するアンナプルナとマナスルも対象となる。仏教の巡礼聖地の一つであるルンビニなども、特別旅行注意報の対象となった。